頭痛分野は急速に進化しています。2026年時点で知っておくべき重要アップデートをまとめます。
1. CGRP抗体 — 5年間の長期安全性データ
CGRP単クローン抗体(エムガルティ、アジョビ等)導入から約7年。5年追跡データで長期安全性の懸念なし、効果も維持と確認。「新薬の長期安全性が心配」という患者への大きな答えです。
2. 新しいゲパント — 近く使用可能に
リメゲパントとアトゲパントは米国・欧州ですでに使用中。2026〜2027年の承認が見込まれます。トリプタンが使えない患者の重要な代替薬。
3. マグネシウム — メタ分析で再確認
2024〜2025年の2つのメタ分析でマグネシウム補充により片頭痛が30〜40%減少と再確認。AHS Level A根拠に格上げ。
4. AHSガイドライン更新
CGRP抗体が第一選択予防療法に格上げ。月経関連片頭痛に低用量アスピリン推奨。
5. デジタル治療薬
アプリベースのバイオフィードバックとCBTがFDA画期的医療機器に指定。月間頭痛日数の有意な減少を確認。
